姓名判断を本で学んだり、姓名判断を活用したいと思うときに、画数の数え方で迷ってしまう、ということはありませんか?
今回は、画数の数え方で迷いやすかったり、間違えやすかったりする「へん」や「つくり」について、姓名判断における画数の数え方を紹介します。
参考にしてみてください。
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画数の数え方は流派によっても異なる
最初にお伝えしておくと、姓名判断における画数の数え方は、流派や先生によって考え方が異なります。
姓名判断は占いであり、自然科学ではなく「人」「心」「運勢」と言う目に見えないものを対象としていますから、考え方や捉え方に違いが出てくる事は当然あると言えるでしょう。
どれが正しいと言うことはないですが、より精度の高い鑑定技法は存在すると思います。
私自身は、たくさんの姓名鑑定の考え方に触れた中で、「五大真理」と言う考え方に基づく姓名鑑定を取り入れています。
「五大真理」に基づく姓名鑑定は、国内でもトップクラスの大変レベルの高い鑑定術です。
今回は、私が取り入れている「五大真理」の考え方に基づく姓名鑑定における、画数の数え方について紹介します。
画数は新字で数えるそれとも旧字?
画数を数えるときにまず迷うのが、「画数は新字で数えて良いのか、それとも旧字で数えた方が良いのか?」という点かもしれません。
「五大真理」に基づく姓名鑑定では、旧字で数える方式を取ります。
漢字が本来持っている数字のパワーが表に現れてくると考えます。
画数に迷ってしまった場合には、「漢和辞典」を使うのが最もおすすめです。
漢和辞典には、漢字の正確な画数が記載してありますので、漢和辞典に書いてある画数を参考にすると良いでしょう。
さんずいの画数
さんずいの画数の数え方で迷ってしまう方もいらっしゃるようです。
さんずい「氵」は、「3画」で数えます。
漢和辞典を調べれば「3画」と記載されています。
さんずいの「氵」を一度「水」という文字に直して4画で数える、という考え方もあるようですが、この考え方であれば、全ての偏やつくりを元々の漢字に直して数えなければならなくなりますので矛盾が生じます。
漢和辞典を見ても、さんずいを4画で数える数え方は載っていません。
例えば、「洋」と言う文字でしたら、氵は3画、羊は6画数ですので、9画の漢字になります。
しんにょうの画数
しんにょうの画数の数え方で迷う方も多いようです。
しんにょうは、通常は3画で書きますが、本来は、「4画」が正しい書き方となります。
しんにょうは4画で数えましょう。
漢和辞典を見ると、
画数が2種類載っていますが、下の書き方が本来の正しい漢字の書き方となります。
しんにょうの上に点が1つ付いています。
例えば、「道」という文字であれば、しんにょうが4画で、「首」と言う文字が9画数ですので、13画で数えます。
くさかんむりの画数
「くさかんむり」も、画数を数えるときには注意が必要です。
草冠は、3画だと思われている方も多いのですが、本来は、漢字は「+ +」と言うように、間が開くのが正しい書き方となります。
漢和辞典を見てみましょう。
赤丸のところを見て頂くと、冠の間が空いていて4画になっているのがわかると思います。
元々は、4画が正確な画数なのですが、日常生活の中で、省略して書かれるようになって、いつの間にか書き方が変わってしまったので3画だと認識されているだけなのです。
草冠は、4画で数えましょう。
りっしんべんの画数
りっしんべんは、一度「心」と言う漢字に直してから数えると言う流派もあるようですが、そのまま数えます。
漢和辞典を見ても、りっしんべんは3画となっており、それ以外の数え方は掲載されていません。
しめすへんの画数
それでは次に、「しめすへん」の画数の数え方をお伝えします。
しめすへんは、元々、正しい書き方は「示」と言う文字を書きました。
しかし、草冠と同様、日常生活の中で、省略して書かれるようになっていき、今では「ネ」と書くのが一般的となっています。
しかしあくまでも、本来の文字は「示」と書きますので、下記、漢和辞典にも掲載されている通り、「示」と書いて5画で数えます。
例えば、「祐」と言う文字であれば、10画の文字となります。
ころもへんの画数の数え方は?
「しめすへん」と形が似ていて混同しやすいかもしれません。
「ころもへん」と言う偏があります。
ころもへんについては、漢和辞典を調べるとわかりますが、5画で掲載されています。
一度「衣」に直すようなことはしません。
こざとへんの画数
最後に、「こざとへん」の画数の数え方も漢和辞典で見てみましょう。
こざとへんは、「3画」で掲載されています。
それ以外の数え方は掲載もされていません。
例えば、「阿」と言う文字であれば、こざとへんが3画、「可」が5画ですので8画の文字となります。
以上、今回は、間違えやすかったり、悩んでしまいやすい漢字のへんやつくりの画数の数え方について、シェアしました。
もちろん、先生によって、異なる考え方をされる方もいらっしゃると思いますが、漢和辞典に掲載されている画数を採用すると言う方式は、納得がいきやすいのではとも思います。
日常生活の中で、略字が正式な漢字だと認識されてしまっていることも多いのですが、「漢字は本来の画数で数える」と言うのがシンプルなルールとなります。
このことで、より精度の高い鑑定を行うことが可能となります。
参考にしてみてください。
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